物理に苦手意識がある場合は、まず出来そうな問題を解くことから始めて「物理ってそんなに大変じゃないかもしれない」と思えるように慣れることだ。夏休み前にある程度慣れておけば、夏に問題演習量を増やして「できそうな科目」に変えることができる。簡単な問題は解けるという段階に達したら、今度は典型的な問題の考え方と解き方をマスターする。初めは真似することから始め、「自分で解く力」にするためにはなぜそうするのかを自分なりに理解しよう。2学期以降に標準レベルの問題演習にしっかり取り組むことができれば合格が見えてくる。また、力学がなかなか進まずに嫌になってきた場合は、電磁気の回路などある程度決まったやり方で解ける項目から攻略することも考えておこう。物理の苦手分野は、できそうな項目の攻略から始めると自信がつくだけではなく、逆に得点源にすることもできるからだ。
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