地学は、固体地球、大気・海洋、地球の歴史、宇宙と分野が多岐にわたり、センターではすべての分野がまんべんなく問われる。さあ受験勉強というとき、広い範囲のどこから手をつければよいのか、余裕がない受験生にとっては悩みどころである。そんなときは、教科書や参考書の章ごとの「まとめ」などを利用して、まずは全体を把握することから始めよう。どの分野がわかっていて、どの分野が苦手なのかをはっきりさせてから、苦手分野を克服していく。さらに、問題演習を重ねるうちに弱点が見えてくるので、その部分の解説に戻って理解を深めていこう。「地学」では、時間を要する地質図の読み取りや天文・地球物理の計算問題などを、2学期が始まるまでに集中的に演習して理解しておこう。2次や私立大で地学を受験する人は、地学現象を自分の言葉で解説できるように、地学用語に注目して、解説文をよく読み込んでおこう。
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