東進ハイスクール
大岩 秀樹先生
完答するリズムを重視し、
解けない問題は捨てる勇気をもって、
確実な高得点を目指そう!
あと60日! 対策の戦略は?
大問ごとの思考パターンを身につけ、時間内に完答する「速解力」を磨く!
あと60日で得点力を最大限に強化し、8割以上の得点を獲得するには、時間内に完答する「速解力」が必須となる。具体的には、演習後は必ず解説に目を通し、大問ごとの思考パターンを身につけていくことが重要だ。
前半30日は、対策に時間を要する第3問~第6問に重きを置くとよい。演習は訳読に終始せず、「テーマ・筆者の意見、因果関係・逆接」といった要点や流れを意識し、設問箇所の周辺もしっかりと確認しよう。後半30日は、発音・アクセントを含む語彙学習や文法事項の確認など、知識問題の最終対策に注力したい。
センター試験対策と個別試験対策のバランスについては、多様な長文問題に触れて解答力を高めるため、前半30日は1:4が理想。後半は時間配分トレーニングを含めたセンター最終調整期間とし、4:1を目安にしよう。ただし、個別試験重視の大学を志望する場合は、前半は不得意分野の強化、後半は得意分野の最終確認とするなど、臨機応変に対応したい。