浮気や背伸びで軸がぶれ、地に足がつかず、焦る
今やっている問題集を途中でやめて評判のよい参考書に手を出したり、恰好をつけて難しい問題集に取り組んだりする人がいます。周りを気にして浮気をしたり背伸びをしたりするタイプの人は、焦りのウエーブに呑み込まれがちです。夏休みが終わる頃には「時間がない」と焦り、模試が続く秋には「実力が伸びない」と焦るのは、落ち着いて一歩ずつ川底を確かめながら進めば渡れる深さの川で、半ばパニックになって溺れてしまっているような状態です。自分に合った参考書や問題集を着実に進めている人は、時間はかかっても、やがて伸びを実感できるようになるものです。焦りの渦に巻き込まれてメンタルを崩したり、下流に流されて志望校のレベルを下げたりすることなく、合格という向こう岸に確実にたどり着きましょう。