夏休みも終わろうとする今、いよいよ受験レースも後半戦!
期限が迫る中、不安感や焦りが高まる時期でもある。
多くの受験生を合格へと導いてきた和田秀樹先生は、困難を乗り越え、難関大に合格する人のメンタルには、一般的な受験生との明確な“違い”があると言う。
今回、その“違い”が何かを教えていただいた。
受験技術研究家・精神科医 和田秀樹 先生
難関大に合格する人は不安すらもエネルギーに!
特に秋以降、受験生の大敵となるのが“不安感”だ。「合格できないかも…」という不安は焦りを生み、自信を喪失させ、意欲・集中力まで奪ってしまう。だが、受験生が不安になるのは当然。不安自体が悪なのではなく、それに振り回されることが問題なのだ。難関大に合格する人は、不安との付き合い方がうまい。不安を勉強へのエネルギーに変えることができるのだ。
人が今の自分や未来の自分に対して不安になるのは、「自分はこのまま変われない・変わらない」と思ってしまうから。一方、「努力次第で自分は変われる・変えられる」と信じることができる人は、不安よりもワクワク感が強くなる。“努力次第で”というのが肝心だ。この努力とは、人に言われたことに