もうすぐ春。長かった受験勉強が終わると、憧れの志望校は目の前だ。
新しい学び、新しい生活、新しい出会い。
わくわくするような経験が、あなたを待っている。
そんな大学生としての第一歩をより充実したものにするためにも、“イマドキ”の大学生の実態をデータでのぞきつつ、ひと足先にキャンパスライフを満喫している先輩の声を聞いてみよう。
キャンパスライフ入門#1 【授業】
大学の授業は、自分で履修科目を選んで時間割をつくるのが、高校の授業との大きな違いのひとつ。
履修のポイントやカリキュラムなどについて知っておこう。
幅広い選択科目を選んで 自分で時間割を作成
山形大学 農学部3年 (愛知県立瑞陵高校卒) T・Mさん
選択科目は最初の1週間の情報収集がカギ!
大学の授業には必修科目と選択科目があります。システムは大学で異なりますが、たとえば山形大学では決められた領域ごとに20~50科目と、農学部の私が文系学部の講義も受講できる、幅広い選択肢が用意されています。
履修登録では、まず自分の興味のある分野を優先したうえで試験や採点の形式、授業内容の難易度なども考慮しました。そのためには、先輩からの情報が頼り。入学前後に顔の広い同級生や先輩とつながりを持てると、前期からよいスタートを切ることができます。私は入学式前には新入生の集まりに、入学後には各サークルの新入生勧誘イベントに参加しました。
また、進級に必要な科目はできるだけ前期で履修する、雪の多い土地柄で通学に時間がかかることも