模試の活用、過去問の活用、生活リズムの改善などの面で『自分を知る』ことの重要性は把握できているはず。
とはいえ、精神的にも不安定になりがちなこの時期、冷静に自分と向き合うことはとてもむずかしいことのようにも思える。
先輩たちはどんなふうに自分を見つめ、自分らしい受験戦略を見つけたのだろうか。
進路の先生のアドバイスも併せて、あなたのベストルート探しの参考にしてほしい。
自分の長所や強みを、認識していましたか?
認識していた・・・・・・67%
認識していなかった・・・33%
受験勉強の始まりにあたって「自分の強み」を認識していた先輩は7割近くにのぼった。長所・強みの内容としては「継続力」や「根気強さ」を挙げる人が多く、そのことが基礎力養成から応用力強化に至る地道な作業も苦とせず計画的に実行できるといった結果につながっているようだ。また、「暗記が得意」「見たものをビジュアルで覚えられる」といった特定の学習能力の強みをうまく生かしている人も見られた。
●粘り強さ
わからない問題あるいは解説に遭遇した時にすぐに人に聞くのではなく、自分なりの仮説を立てて検証するくせを受験勉強に生かした。(広島大-医〈医〉・男)
●習慣づけたことは毎日やる
毎日の生活リズムを同じにして、勉強する時間を固定した。例えば電車の中では単語帳、塾に着いたら