長い受験生生活。常に順風満帆というわけにはいかない。痛恨の失敗に肩を落とすこともある。 そんな失敗との付き合い方は、受験結果に大きく関係してくる。受験を制するために、失敗にどう備え、対処すべきなのか。その基本的な考え方を清水章弘先生に教えていただいた。
㈱プラスティー教育研究所/代表取締役
清水章弘 先生
失敗と上手に付き合い、結果=合格につなげる!
合否という結果が明確な受験。本番の試験はもちろん、受験生生活でも、できれば失敗は避けたいですよね。でも、これから受験までの間、失敗をすべて防ぐことは、まず無理です。勉強は計画通り、メンタルも良好、模試もA判定を連発…残念ながらそんな受験生はほとんどいません。むしろ、合格する受験生は、失敗を避ける努力をしつつ、失敗と上手に付き合っています。計画が崩れたら、すぐに修正をする。模試の結果が悪かったら、勉強法を見直すきっかけにする。ちょっとしたコツが、最終的な合否を大きく左右するのです。最良の結果を出すために、失敗との付き合い方を学びましょう。
鉄則1
失敗は準備で防ぐ。準備への意識を全面改革する
成功or失敗? 結果は準備の時点で決まっている
受験生にとって最大の失敗、不合格は絶対に避けたいことです。では、受験の合否はいつ決まるのでしょうか。多くの人が、「試験が終わったタイミング」と思っています。でも、これは間違い。実は