センター試験まであと 1 2 0 日。
夏休みの模試の成績が返ってきたり、
基礎から応用へと学習内容も変化する時期だけに、
気持ちの揺れや不安を感じている人もいるのでは ?
そこで、難関大を突破した先輩たちに、
この時期の学習、メンタル、生活について質問 !
成功者の金言を胸に飛躍の秋につなげよう。
▼出席者プロフィール▼
●一橋大学 法学部 1年 S・Aさん(静岡県立浜松西高校卒)
模試判定がよくなかったり、勉強が思うように進まなかったり、周囲が気になったり…。辛い思いや気分の落ち込みは、高校の先生などに相談して解決し、努力を続ける。センター試験で失敗し、第一志望校をあきらめるかというところまで追い込まれたが、その後、苦手の世界史で受験期最大の伸びを経験。自分を信じ、2次試験で見事逆転合格を果たした。
●筑波大学 生命環境学郡 1年 S・Rさん (埼玉県立川越高校卒)
高校3年9月まで水泳部に所属し、「ウォーターボーイズ」としてメディアでも取り上げられた男子シンクロナイズドスイミングの一員として活躍後、10月から受験勉強を開始した。1~2割しか得点できない科目を複数抱えてのスタートだったが、仲間と切磋琢磨しながら、部活動で身につけた集中力を発揮。徹底した効率学習で合格を引き寄せた。
●東京大学 理科一類 1年 K・Dさん (静岡県立清水東高校卒)
一見、ひょうひょうとしていながらも、ユーモアセンスを併せ持ち、高校時代に弓道部で磨いた強靭な精神力を秘めた強者。的に当たらない時は「なぜ当たらないのか」と、自分自身をきちんと見つめるという弓道で体得した理念を受験勉強に応用。苦手の数学に苦戦しつつも勉強に向き合い、友だちと助け合いながら受験期を乗り切った。
●東京大学 文科三類 1年 S・Nさん (埼玉県立川越女子高校卒)
東大生の兄の影響で、東京大学を目指す。模試の判定は高校3年8月のA判定をピークに右肩下がりで落ち込みも経験したが、持ち前のポジティブシンキングでA判定を心の支えに勉強を続ける。明るく楽天的な一方、自分に必要な学習内容を冷静に分析し、着実に実力を伸ばしていった戦略家。学校の先生や家族に支えられ、現役合格を果たした。
学習について
受験生Aさんのお悩み:
模試の結果が振るわず。
どう受け止めるべき?
S・Aさん 私も夏休みの模試はD判定で、当時は結構落ち込み、不安になりました。その時、先生に言われたのが、模試の結果は受験当時、つまり1~2カ月前の実力であるということ。 努力を続けていればこの間にも伸びているはずなので、過去の結果にとらわれる必要はないのです。私同様、厳しい判定でも頑張っている友だちの姿を見て、気持ちを切り替えました。
S・Nさん 模試は1回1回の判定を気にするより、安定した得点力をつけることを重視するべきです。