志望校を選ぶ基準の一つが、地元を出るか・出ないか。
また、大都市の大学に行くか・地方の大学に行くかによっても、大学生活は大きく変わってくる。
そこで今回、異なる選択をした5人の先輩たちに、選択の理由や大学生活について語り合ってもらった。
北海道大学 経済学部 2年 O・Yさん(男子)
(埼玉県立浦和高校卒)
埼玉→北海道
1年間の浪人生活を経て北海道大学 へ入学。受験校は他に、早稲田大学 商学部、上智大学経済学部、明治大 学政治経済学部、同志社大学経済学 部、立命館大学経済学部。大学では アメフト部に所属し、1年次は部活 中心の生活を送る。大学生活には概 ね満足しているが、4年間を通して 何かを身につけたいと考えている。
東北大学 工学部 3年 N・Nさん女男子)
(茨城県立緑岡高校卒)
茨城→宮城
センター試験(当時)を課さないAO入試Ⅱ期で東北大学に合格。11月に合格が決まったため、他大学は受験せず。本命校に合格でき、大学生活にも満足しているが、受験生時を振り返ると、科目の勉強が疎かになった、夏休みの使い方を失敗した、勉強のやり方や時間の使い方を周囲に相談すべきだった…などの反省も。
東京工業大学 情報理工学院 1年 Y・Aさん(男子)
(山口県立柳井高校卒)
山口→東京
地元・山口に近い大学と迷うも、高3の6月には東京工業大学を目指すことを決意。そこからは一心不乱に勉強し、志望校の模試では全国14位に。他に、早稲田大学基幹理工学部、慶應義塾大学理工学部を受験。コロナ禍のなか上京して一人暮らしを始め、現在は塾講師と飲食系のアルバイトを掛け持ちしている
早稲田大学 文化構想学部 2年 O・Mさん(女子)
(東京都・学習院女子高等科卒)
東京→東京
実家は東京・JR山手線沿線で、中学・高校も徒歩圏内という便利な環境で育つ。中・高は大学付属校だったため、「受験するからには難関大に合格を!」というプレッシャーのなか受験勉強に励む。他に、青山学院大学総合文化政策学部、明治大学国際日本学部、立教大学社会学部メディア社会学科などを受験。
九州大学 法学部 2年 F・Tさん(男子)
(福岡県・筑陽学園高校卒)
福岡→福岡
1年間の浪人生活を経て九州大学へ入学。受験校は他に、中央大学法学部、明治大学法学部、同志社大学法学部。生まれ育った地元・福岡で公務員になり、街づくりに携わりたいという思いもあり、地元の大学への進学は早い段階で決めていた。コロナ禍のなかでも学業面は充実しており、大学生活への満足度は高い。