難関大入試の「数学」の試験本番、難問に出くわして、解答に行き詰まったとき、どうすれば突破口を見いだせるのか?
難関大入試の出題と受験生の実態を踏まえ、試験本番で想定される4つの典型ケース別に、行き詰まりの状況を打開するための“とっておきの対処法”をアドバイスする。
河合塾数学講師・パフォーマー 池田 洋介先生
行き詰まりの大きな要因は、1つの考え方に固執すること
順調に解き進めていたのに、はたと手が止まる。それ以上先に進む道がわからず、時間だけが刻一刻と過ぎていく。志望校の試験本番ではあまり遭遇したくない事態ですが、現実には起こり得ることですよね。1つの行き詰まりでペースが乱され、残りの問題も解けなくなるなんてこともありがちです。