現状学力と難関大レベルとのギャップに焦るがあまり、ガムシャラに突っ走るだけの勉強をしていないだろうか?
実はその勉強、脳に良くない影響を与えているかも…!?
本記事で脳の性質に合った勉強のやり方を学び、“難関大合格脳”を手に入れよう!

医学博士・本郷赤門前クリニック院長
吉田 たかよし先生
東京大学工学部卒、同大学院医学博士課程修了。現在、受験生専門の心療内科・本郷赤門前クリニック院長、浜教育研究所主席研究員、学習カウンセリング協会理事長。著書に『合格させたいなら脳に効くことをやりなさい』(青春出版社)など。
難関大合格のカギは、脳のスペック拡張!
難関大受験を一般的な受験の延長で考えてはいけない。脳の機能をスマートフォンにたとえると、中堅以下の大学では、アプリやファイルをいかに多くダウンロードしたかで勝負が決まる。一方、難関大合格を目指して勉強の強度だけを上げると、つまり、データをどんどん詰め込んでいくと、スマホの動きが重たくなりフリーズするように、脳も動きが悪くなり機能が低下してしまう。これを避けるには、脳のスペックを拡張し、処理能力を根本的に高めるしかない。特に脳の疲労が蓄積される秋以降は、脳のフリーズ現象が頻発する。今から対策しておくことが、難関大合格への足がかりとなるのだ。