共通テストを受けたら、自己採点の結果をもとに、国公立大志望の人は2月3日までに個別試験(2次)へ出願する。
予想より得点できた人も、そうでなかった人も、結果を冷静に受け止め、最善の対策を立てて実行しよう。
ここでは、共通テストや過去のセンター試験の自己採点データ、
大学公表の合格者データなどをもとに、国公立大一般選抜における“2次逆転”の可能性を実証する。
合格可能性
「2次試験で逆転」は本当に起こる!
共通テストが高得点でも安心は禁物。
特に、2次の配点比率が高いと逆転が起きやすい
共通テスト(以下、共テ)が終わった後、自己採点しても思ったような得点が取れなかった上、予備校等が実施する全国レベルの集計で、D判定やE判定が出て落ち込んでいる人もいるだろう。でも、諦めるのはまだ早い!
実際にD判定やE判定、あるいは合格可能性30%以下でも、そこから個別試験(以下、2次)で挽回し、志望校に逆転合格できた先輩たちは少なからず存在するのだ。一方で、A判定やB判定、あるいは合格可能性60%以上でも、油断していたら不合格の憂き目を見ることも珍しくない。それが国公立大入試だ。