共通テストが終わると、いよいよ受験期も最終盤。
だが、国公立大の前期日程までは約40日残されている。
この時間を最大限有効に使って戦略的な学習を行えば、本番までに得点力を大幅に向上させることもできるはず。
堀浩司先生にそのための戦略を伺った。
螢雪アドバイザー
堀 浩司 先生
龍谷大学高大連携推進室フェロー。滋賀県の公立高校(守山高校、草津東高校など)で進路指導部長、SGH推進室長等を務め、数多くの生徒を志望校合格に導いてきた。担当教科は国語。2009年度文部科学大臣優秀教員として表彰を受けた。
勝つための得点戦略を常に意識して
演習&弱点補強に注力し、濃密な40日間を !
共通テスト終了後、国公立大の前期日程までは約40日。これは夏休みとほぼ同じ時間だ。しかも、夏休みよりも取り組むべき科目数が少なく、かつ、問題演習を通して実戦力がついているため、同じ40日間でもこの時期のほうがより実力を伸ばすことができる。一から知識をインプットして体系化するには時間も労力もかかるが、体系化した知識を駆使してネットワークを密にしていく学習は、まるで軌道に乗ったロケットのようにスムーズに進むはずだ。