小論文も面接も、要は「何を」「どう伝えるか」だ。「何を」は、ずばり自分の意見、考えだ。「どう伝えるか」では、小論文は文章力、面接はコミュニケーション力がカギを握る。ここでは、小論文・面接についてパターン別に、最短時間で入試本番に役立つ答案の作成法、質問の応答術をコーチする。
【小論文】序論・本論・結論の3段構成。論点を明確にして、構想をメモし、「主題」を絞り込んで書こう
【面接】まずは「志望動機」「入学の目的」を明確に述べ、次いで「自分の個性」や「学ぶ意欲」をアピール
【A.個人面接(一般質問)】面接者とのコミュニケーションが第一。面接者の目を見て素直に対応しよう
【B.個人面接(口頭試問)】「基礎学力」や「一般常識問題」について口述する。「解答」よりも「プロセス」が重視される
【C.集団面接(一般質問)】他の受験生の意見をよく聞きながら、自分の意見を工夫して表現し、差別化する
【D.集団面接(討論)】「勝ち負け」は気にせず、冷静に自分の意見をぶつける。論理的に発言しよう
この記事は「螢雪時代(2017年3月号)」より転載いたしました。