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2018年[大学入試]のアウトライン

  • [2018年]大学入試まるごとガイド
  • [2017/3/17]

受験勉強を始めるにあたっては、まず大学入試のしくみを正確に知ることが大切だ。
早く知れば知るほど、志望校を決めたり、学習計画を立てたりする上で有利になる。
そこで、2018年の大学入試のしくみやポイントについてまとめたので、自分に合った入試のスタイルを探してみよう。そして、「難関大合格!」に向けて受験勉強をスタートさせよう!


大学入試は、一般入試・推薦入試・AO入試の3つに大きく分けることができ、それぞれ選抜方法が異なる。なかでも一般入試は、募集人員が最も多く入試の中心的役割を担っている。その基礎知識編から解説していこう。


大学受験のメインストリーム
国公立大&私立大の一般入試

「出願期間」のタイムスケジュール

 国公立大の一般入試は原則として、大学入試センター試験(いわゆるセンター試験)と各大学が個別に行う試験(個別試験。一般的には“2次試験”とも呼ばれる)の総合成績で合否が決まる。そのため、国公立大の一般入試を受験するには、まず9月末頃から受付開始となるセンター試験に出願しなければならない。そして、年明けの1月22日(月)から1月31日(水)の間に個別試験に出願(2次出願)する。
 私立大の一般入試では、エリアや大学、入試方式によって出願期間は異なる。だいたい1月上旬から下旬にかけてからが多いようだ。
 もちろん、私立大専願者が私立大のセンター試験利用入試で受験する場合は、国公立大と同じようにセンター試験に出願しなければならない。

「入学試験日」の設定

 センター試験の実施期日は、「1月13日以降の最初の土曜日及び翌日の日曜日とする」と文部科学省が指定している。2018年は、1月13日(土)・14日(日)の両日となる。
 国公立大の2次試験は、前期日程試験が2月25日(日)から、後期日程試験が3月12日(月)以降に行われる。そして、公立大の一部では中期日程試験を3月8日(木)以降に実施するところもある。
 私立大の一般入試の入試日は各大学・学部によって異なるが、例年1月下旬から2月下旬頃にかけてピークを迎え、3月下旬にほぼ終了する。

センター試験の出題教科・科目

 センター試験には、国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語(英語にはリスニングを課す)の全6教科に30の科目が用意されている(『2018年 センター試験』の「出題教科・科目」参照)。とくに理科は基礎を付した科目(以下、基礎科目)と基礎を付していない科目(以下、発展科目)に分かれ、科目選択方法が複雑なので要注意だ。また、「地理歴史、公民」または「理科の発展科目」から2科目選択する場合、最初に解答する科目が「第1解答科目」、次に解答する科目が「第2解答科目」と指定されている。第1・第2解答科目の成績利用方法は大学により異なる。
 なお、センター試験では、地理歴史・公民・理科の各教科内で、指定された科目間で原則として20点以上の平均点差が生じ、これが試験問題の難易差によると認められる場合に得点調整が行われる(受験者数が1万人未満の科目は除く)。2017年は得点調整は実施されなかった。

国公立大「個別試験」の特徴

 国公立大の受験機会は前期日程と後期日程の2回あり、公立大の中期日程・別日程を含めればチャンスはさらに広がる。募集人員は前期が圧倒的に多く、国公立大一般入試全体の約8割を占める。
 前期日程では記述式による教科試験が中心で、1~3教科を課す学部・学科が多い。
 後期日程は独自性のある学生を確保するため、小論文や総合問題、実技、面接などで学生の資質を判断するケースが見受けられるが、近年は基礎学力重視の傾向から、個別試験を「課さない」から「課す」に変更したり、科目数自体の増加、2次配点比率のアップ、小論文を学科試験に切り替える、などの負担増が目立つ。

私立大「一般入試」の特徴

 国公立大とは違って、私立大の一般入試は日程さえ重複しなければ何校でも受験できる。一般入試は、「大学独自入試(独自方式、単に一般入試とも)」「センター試験利用入試」「センター・独自併用方式(センタープラス)」の3種類に大きく分けられる。独自入試は2~3教科入試が基本。センター試験は私立大の約9割が利用している。さらに、同じ大学において同一の学部・学科で複数の入試を行う「複線入試」や、同一学部で複数の試験日が設けられる「試験日自由選択制」などの方式がある。

英語外部検定利用が増加

 大学ではグローバル人材の育成に向けて、推薦・AO、一般入試の英語の代わりに、英語外部検定(英検、TEAPなど)を利用して4技能(読む、聴く、書く、話す)を測定する動きが目立つ。旺文社の調査によれば、2017年の推薦・AO入試で314大学(全764大学の41%)が、一般入試で110大学(同14%)が英語外部検定を利用しており、2016年よりも増えている。設置者別で見ても、国公立大、私立大ともに推薦・AO、一般入試での利用が増加している。
 利用方法としては、大学・学部等が指定する英語外部検定の基準をクリアすれば、出願できて英語の受験が免除されたり、英語を満点(級・スコアに応じた得点)に換算してもらえたり、英語の得点に加点してもらえたりするなど、さまざまだ。
 2017年一般入試の例を見ると、九州工業大の工学部・情報工学部(前期・後期)では、指定の基準に達すれば、センター試験の英語の得点に加点(換算)してもらえ、鹿児島大の全学部(前期・後期)では、センター試験の外国語の得点を満点に見なしてもらえる。また、芝浦工業大・中央大・明治学院大・早稲田大などでは、指定の基準をクリアすれば出願できて、英語以外の科目で判定してもらえる。

この記事は「螢雪時代(2017年4月号)」より転載いたしました。


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